クレドールの魅力とは

The charm of Credor

 

クレドールってどんなモデル?

 クレドールはフランス語で「黄金の頂き」という意味を持つコレクションだ。その名に相応しく、金、プラチナといった厳選された素材だけを使用して時計が製造されている。

大半のモデルが薄型のドレスウォッチとなっており、「日本の美意識を凝縮させる」というデザインコンセプトが掲げられている。

また、クレドールの魅力はデザイン性だけではない。ムーブメントに関しても最高品質のスペックを持ち合わせており、クォーツ・メカニカル・スプリングドライブと3つのタイプが存在する。

どのムーブメントも細かな部品のひとつひとつに至るまで職人の手によって作られているのだ。

そのためクレドールの価格は他のモデルと比べて高価だが、その価格すら安く感じてしまうほどの魅力がクレドールにはある。

 

クレドールの時計の歴史

1974年に18kなどの貴金属を素材としたセイコー特選腕時計を起源として「セイコー クレドール」が誕生。
1980年には厚さ0.89ミリと世界一薄いムーブメント(キャリバー6720)を搭載したモデルを発表。
1985年、上品で優雅な曲線を用いて過去から未来へ流れていく時間を表現したリネアクルバ・シリーズを発表し人気を集める。

1986年にはオルディネール・シリーズで「価値ある普遍性」というテーマを追求した時計を発表。

1987年にはエントラータ・シリーズで日本人の繊細な感性と中世の西洋文化を融合させた時計を発表。

2002年には最高の時計の名を欲しいままにするアクア・シリーズを、2004年には月をモチーフとしたノード・シリーズを次々と発表する。
美しさと精巧な技術を融合することに成功し、時や文化、人種を超えた普遍性を時計に持たせることで、高級時計メーカーとしての地位を確立したのがクレドールだ。

 

クレドールが考える最高の時計作り

特徴

繊細で精密なデザインへのこだわりを持ち、日本人らしい感性や、気配りの行き届いた美意識を専任デザイナーが美しく表現しているのがクレドールの時計のデザインの特徴である。

クレドールの象徴であるクレストマークは、クレドールの語源である黄金の輝きを自然というテーマで表現。漢字の「山」の字を題材とし、空に輝く3つの星と黄金色に輝く山が融合したものを基本形としている。

金やプラチナなどの厳選された素材だけを使用し、デザインはもちろんムーブメントを構成する細かい部品の1つ1つに至るまで最高級の品質を維持し続けているクオリティーの高さこそクレドールそのものと言えるだろう。

こだわり

クレドールはセイコーの歴史と共に培われた職人たちの匠の技を基本とし、いつの時代でも最新かつ高度な技術を用いることで精密な時計を作り続けている。ローテクとハイテクの絶妙なバランスが、クレドールの時計に調和の取れたプロポーションを与えているのだ。